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貧困の原因とは?

(最終更新日:2022.12.20)



結論:自由主義経済そのものが貧困を生み出す要因である。ベーシックインカムなどによって修正すべきである。

自由主義経済には競争があり、競争は企業間でも労働者間でもおこなわれるが、その競争における弱者、敗者は収入の減少、あるいは喪失すなわち、貧困に陥りがちとなる。
売れ残る商品、つぶれるお店、倒産、それに伴う雇い止め、失業、好条件の仕事に落ちる人、低賃金労働、などがその具体例である。
コロナ禍での失業者たちの苦しみは記憶に新しいだろう。

かといって自由主義経済と、それに伴う競争を完全に否定するわけではない
なぜなら競争があるからこそ、より良い品物がより安価に提供され、労働者はより良い奉仕を競い合い、人々はそれらを享受できるからである。
日本のような先進国では、食料などをはじめ、電化製品、住宅・公共施設などに至るまで、(競争の効果によって)優れた品々が適正な価格で、適切な応対を行う従業員たちによって提供さているだろう。このことは近所のお店に行くだけでも、自分の身に着けているもの、食べるものを見るだけでも簡単にわかる。これは、自由主義経済の賜物である。

とはいえ、先に述べたように競争には順位、敗者が伴い、下位の者や敗者は企業においては収入減、赤字、倒産、労働者においては収入減、失業となるのである

このように、現代の主要国の自由主義経済では物やサービスが豊かであるのに、一部の人が貧しいという状況が生じているが、その状況を改善する方策の一つがベーシックインカムである

なぜなら(ベーシックインカムとは、国がすべての国民一人一人に一定額の給付金(たとえば月7万円)を支給するという政策であるが)ベーシックインカムを導入することによって、競争を否定することなくそのメリットを生かしつつ、競争弱者の基本的生活を保障=貧困問題の改善が実現するからである。(ここでは説明は省略するが)ベーシックインカムは現在の生活保護の問題点を克服するものである。

ベーシックインカムには財源の確保や国際協調といった未解決と思われる課題があるが、問題があるからと言って導入をあきらめるべきではない。
できない理由を考えるのではなく、どうすればできるのか、どうすれば問題、課題を解決できるのかを考えるべきだろう。

以上、「自由主義経済は、豊かさと貧困を生みだすのでセーフティーネットとして生活保護に替えてベーシックインカムを導入すべき」であると述べた。