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力を国連に集めよう


国連に知恵と力とお金を結集して、もろもろの問題を解決してしまおう。
まずは全会一致で採択されたSDGsの達成に必要な額を再認識しよう。

星新一の短編小説で次のような話があったと思う。
ある星ではほとんどの病気が克服され、みな豊かで、環境汚染もなく、自然豊かで、社会保障も充実していた。うらやましがった地球からの一行は、その秘訣を尋ねた。その星の住人はこう答えた。
「軍事費を全部福祉に廻したのですよ」

世界の軍事費は、2021年の時、2兆1130億ドルである。(*1)
軍備の充実や防衛は大切であることはわかっている。そのくらい莫大かそれ以上のお金を福祉に廻すことができれば、人々の暮らしはどれだけ豊かになるのだろうか?また、もっとたくさんの頭の良い人々が、病気の克服や、貧困問題の解決、福祉の充実をより多くの予算で研究したら、有効な策がより早く、そして多く見つかるに違いない。

では、その資金はどうやって捻出するのか?それは、国内外の給付金などによる。日米EUなどは、コロナ禍で自国民に給付金を配ったように、飢えや貧困で苦しむ他国民も同時に救うべきである。まず初めにSDGsの資金を同様にもっと提供すべきである。おそらくSDGsにはプランがあり、資金が足りないだけで、お金さえあれば達成可能なのだ。

国連に知恵、力、お金を集めてもろもろの問題を解決してしまおう。まず、国連広報センターが不足額を具体的に世界中に再度示すべきである。

(*1)“世界の軍事費 2021年 初の2兆ドル超 統計開始以降最大規模”. NHK. 2022-4-25. https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220425/k10013598371000.html, (参照 2023-3-20).