SDGsの資金不足の解消(試案)(最終更新日:2024.4.11)
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SDGsは資金不足(2030年まで毎年2.5兆ドル)と言われている(1)。
そうした状況に対し、SDGsの費用を、利益のある程度見込まれる事業をESG投資、そうでもないのをインパクト投資、利益が出ないか、供与型の事業を「国内外の給付金」で賄う。これにより、SDGsの資金不足は解消されるはず。
「国内外の給付金」とは、自国民だけでなく、飢えや貧困などで苦しむ他国民も同時に救う給付金。コロナ禍で日米欧がそれぞれ10兆円(誤:「100兆円」より訂正)位配ったが、経済破綻も起こさずインフレにもならなかったように、ある程度の国債の発行は可能。自国ファーストの人も「自国民も他国民も同時に救う」として、説得を試みる。
下記補足。
〇SDGs:国連の持続可能な社会のための開発目標。2030年を期限とする。Sustainable(持続可能な)
Development(開発) Goals(目標)。貧困、飢餓の撲滅に始まり、環境など、17の目標を持つ。
このSDGsを達成することにより、地球が持続可能になる(近づく)という。
〇ESG投資:環境(environment)、社会(social)、企業統治(governance)に配慮している企業を重視・選別して行う投資。(ニッポニカより)
〇インパクト投資:慈善活動と利益獲得の二つを目標とする投資手法。社会貢献投資、インパクト・インベスティング、インパクト・インベストメントともいう。経済的利益を追求すると同時に、貧困や飢餓、乳幼児死亡、男女差別、環境破壊といったおもに開発途上国の社会的問題の解決を目ざすところに特徴がある。(ニッポニカより)
☆ESG投資、インパクト投資は進んでいる。ESG投資の規模は35.3兆ドル(「世界持続的投資連合」発表(日経電子版:2021年7月19日))
インパクト投資の規模は全体の0.2%だけれども2%まで増やせば2兆ドルになるという(2)。
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参考資料
(1)“持続可能な社会の形成に向けたお金の流れ:
第3回ESG金融懇談会”. 環境省ホームぺージ.
https://www.env.go.jp/council/44esg-kinyu/y440-03/mat05.pdf, (参照
2022-8-8).
(2)バヤルサイハン・アリウンザヤ. “SDGsの資金調達におけるインパクト投資の現状と可能性について”.
情報センサー2017年12月号 FAAS.
https://www.ey.com/ja_jp/library/info-sensor/2017/info-sensor-2017-12-08
(参照 2022-8-8).