SDGs目標1:あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
目標2:飢餓を終わらせ、食糧安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
目標3:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
目標3.7:2030年までに家族計画、情報・教育及び性と生殖に関する健康の国家戦略・計画への組み入れを含む、性と生殖に関する保健サービスをすべての人々が利用できるようにする。
(
「外務省ホームページの仮訳」より抜粋)
この目標に協調して、国連人口基金が必要としている「家族計画のニーズが満たされないことが無くなるため(to end the unmet need for
family planning (in 120 priority
countries)」の、すなわち、人口爆発を防ぐための費用:今後10年で685億ドル(1)(約6兆8500億円)の調達に何か有効に役立てれば、と希望しています。(*現行のファンドレイジングの資金は充当しません)
(1)2019年11月UNFPA(国連人口基金)のニュース記事
「This is how much it will cost to realize the world we want」
による
(*1)逆子供手当、とは、子供を産む数の「少なさ」に応じて支給される給付金である。人口多寡地域の人口抑制効果を持つ。まだ粗いかもしれないが、良い発想だと思う。
(*2)
https://ja.wikipedia.org/wiki/適正人口
ポール・R・エーリックらの研究による。計算には
すべての人に相応しい富と資源
すべての人への基本的人権
文化的多様性の保護
知的、芸術的、および科学技術的な創造性のゆとり
生物多様性の保護
が勘案されていたようである、
私の補足:ただし彼の論文上の計算は、消費できるエネルギー総量を先進国一人当たり消費量で割り算したものである(*3)。水素などのクリーンエナジーの導入はまだ計算されていないのかもしれない。
(*3)計算は次の通りであった:
限界のエネルギー消費量が9TW(テラワット=テラは10の12乗)。現実的に考えて50%の誤差を考慮する必要から6TW,
100%の誤差を考えると4TWが上限のエネルギー消費量。
1990年台の先進国レベルの生活には平均7.5KW(キロワット)のエネルギーを消費するが、これを現代の技術では生活水準を落とさず3KWまで減らせる。
6TW、4.5TWを3KWで割ると
=消費できるエネルギー総量を一人当たり先進国レベルで割ると
=20億、15億
=世界の適正人口=15億~20億人
(*2・*3の関連出典): Gretchen C. Daily, Anne H.
Ehrlich, and Paul R. Ehrlich.
Optimum Human Population Size Archived 2017-08-17 at the Wayback
Machine.. Population and Environment: A Journal of Interdisciplinary Studies
Volume 15, Number 6, July 1994 01994 Human Sciences Press, Inc.